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2007年9月

2007年9月24日 (月)

14歳 ~火垂るの墓~

恥ずかしながら32歳にして、初めてまともに「火垂るの墓」を観た。

毎年放送されているし、

多くの人に感動を与えた名作だということはもちろん知っていた。

恐らく私も目に涙を浮かべるのだろうと思ってラストまで観た。

感想は、

「清太よ、もっとやれることがあったのではないか?」である。

正直、途中から清太に対してはムカつきの連続であった。

母の変わり果てた姿に大きなショックを受けたのかもしれない。

叔母の仕打ちに傷ついたのかもしれない。

しかし、一番大切に思っている妹・節子を守るためなら、

プライドを捨て叔母にへつらったとしても、

大したことではないはずだ。

父の生還だけを頼みの綱としていたのだろう。

しかし、自らの意地を通して妹を亡くし、挙句の果てに自らの生も諦め、死んでいく。

・・・「なんか納得できない」

節子の兄・清太への信頼の情が無垢に描かれればこそ、

私の中に何か納得のできない憤りが芽生えてくるのである。

私は戦争を知らない人間であるが、

戦争の一番の被害者は子どもたちであると思う。

しかし、この映画の節子を殺したのは清太ではなかったか、

という思いを捨てることができない。

私が戦時にいる14歳であったなら、

もっと違う行動を取っていたのではないか、

という仮想をせずにはいられなかった。

そんなのまったく意味がないのに。

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2007年9月 6日 (木)

NOと言えない日本人

人間失格 (まんがで読破) Book 人間失格 (まんがで読破) 

著者:太宰 治
販売元:イースト・プレス

Amazon.co.jpで詳細を確認する 

今週1週間はお休み。

久々に大学生の頃のような、自由でダラダラしつつ、

興味のあったものを調べまくったりと気ままな時間を満喫している。

    

今日は朝っぱらから太宰治の「人間失格」を読んだ。

といっても漫画バージョン。

まんがで読破 人間失格(イースト・プレス社刊)」というコミックが

コンビニにあり、思わず手に取ってしまったのだ。

10年以上も前、大学生の頃に小説を読んだことはある。

当時の自分はかなりのモラトリアム&アパシーな男で、

弱々しく流されやすい自分を太宰治が肯定してくれていると錯覚して、

かなり感銘を受けた覚えがある。

「いろんな意味で大人になった(気がする)今の自分が読んだらどう感じるかな?」

「マンガで読んだらどう感じるんだろう?」

と興味が湧き、買ってしまった次第である。

    

久々に読んだ結果は、やはり好きな作品だと思った。

マンガだから一気に読めるのがいい。絵も良かったし。

主人公の葉蔵は、人に怯え、人に嫌われたくないから道化に徹し、

言われたこと・頼まれたことを拒否することのできない人間である。

優しさなのか、弱さなのか。

人に「NO」と言えないがために、

(一般的には)自堕落と言われても仕方のない生活を送ってしまう葉蔵。

30を過ぎた今の自分は、弱々しい人間のことが余り好きではない。

しかし、葉蔵は全く嫌ではない。

何でだろう?共通点を見出しているのだろうか?否、それだけではないはずだ。

多分、葉蔵は自分の弱さを最後まで自分の美徳としてないからだという気がする。

弱さをウリにしたナルシズムや「こんな男もかわいいでしょ?」という自己愛は、

葉蔵にはないのである。

もちろん本作のモデルは太宰自身であろうが、

「弱い自分も肯定してあげよう。それが等身大の人間じゃないか」なんて

安っぽいメッセージを伝えたかったわけではないはずだ。

葉蔵という、一人の堕ちていく男の顛末を純粋なストーリーとして描いたみた。

執筆の過程では、ただそれだけだったと推測する。

弱さや社会不適合を、自己顕示やずるさを感じさせずに描いているところがいい、

のかなと思った。

    

・・・だから何?っていう勝手な批評を長々と書いてしまった。

ブログって何書けばいいのか難しいですね。

まだ始めて2日目、しょうがない。

たまたまここに辿り着いた方がさらっと読んで、

いい感じのこと書いてるねって思われるのがベストなんだけどな~。

とりあえず、「まんがで読破 人間失格(イースト・プレス社刊)」は

オススメです。

他に夏目漱石の「こころ」、島崎藤村の「破戒」も出てるみたい。

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2007年9月 5日 (水)

はじめまして。

こんにちは。

9月5日、生まれてはじめてのブログをオープンします。

よろしくお願いします。

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